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オーテック【1736】銘柄評価。長期保有におすすめか?

Cランク

オーテック を評価してみました。

成長感の非常に強い企業です。増配の傾向はとても良いですが利回りは普通です。長期保有対象としてはどうでしょうか?

この記事では、

  • 直近の四季報の数値を独自の計算式に入れて5段階評価をしています。
  • 長期投資するメリットがあるかの視点での12項目を評価しています。
  • 12個の5段階評価を考慮し、最終的なランクをつけています。(Sランク~Dランク)
  • 最後に主観的なコメントもしています。

オーテック とは

空調制御システムを設計・工事・メンテナンス、配管資材と住設機器類を販売する会社です。

セグメントは2つあり、配管資材を販売する事業と、空調などのシステムを設計・施工する事業です。

持続可能性の高いサイクル型ビジネスモデルで、工事施工をした後のメンテナンス、また将来的な改修工事を請け負ったりするので、安定性の高いビジネスモデルで成長してきています。

参考:IR資料より

参考:オーテックのホームページ(外部リンク)

参考:ヤフーファイナンス(外部リンク)

12項目の評価


評価基準日 : 2020/6/10

株価 :  2,440 (基準日時点)

日経平均 :  23,124 (基準日時点)


1.時価総額

★☆☆☆☆

時価総額は130億円の企業で規模は小さめです。PBRは0.83倍で割安です。


2.自己資本比率

★★★★☆

自己資本比率は55.9%と高めな数値です。一般的には50%以上でかなり優良と言われています。業種にもよりますが、30~40%が平均です。長期でも高めな数値で推移しています。

参考:ホームページより

3.当期純利益率

★☆☆☆☆

2020度決算での当期純利益率は5.95%です。利益率はきれいな右肩上がりです。数値自体は少な目です。

参考:SBI証券

4.増収傾向

★★★★☆

売り上げは右肩上がりに成長しています。2020/3期は最高益の業績でした。2021/3期は業績未定です。

参考:SBI証券

5.増配傾向

★★★★☆

連続増配をしています。2021/3期は配当未定です。

参考:SBI証券

6.配当性向

★★★★★

2020年決算時の配当性向は32%とちょうどよい水準です。 配当性向は30%弱で推移してきました。

参考:IR資料より

7.PER

★★★★☆

評価時点でのPERは12.2倍で割安です。株価は上昇しているがPERは横ばいという理想的な傾向です。企業の価値が上昇して、かつ、正しく評価されている印象です。

参考:SBI証券

負債/純利益率

★★★★★

最新四季報での有利子負債は1,256百万円です。2020/3期の純利益は1,620百万円で、利益剰余金は13,549百万円なので負債量は問題ないです。D/Eレシオは0.08倍です。


9.配当利回り

★★★☆☆

評価時点での配当利回りは2.66%です。高配当株ではないです。


10.ROE & ROA

★★★☆☆

2020年度決算ではROEが11.0%、ROAが6.4%です。右肩上がりで数値が上昇しています。

参考:SBI証券

11.フリーキャッシュフロー

★★★☆☆

2019年度決算では営業CF=2,514百万円、投資CF=-831百万円 です。 非常にきれいなキャッシュフローで、キャッシュの積み立てが増え続けています。

参考:SBI証券

12.優待

☆☆☆☆☆

株主優待はありません。


総合評価

Cランク 

総合評価の説明(12項目の5段階評価から算出)
Sランク : 長期投資して安心して配当をもらい続けることができそうな超優良銘柄。長期ではキャピタルゲインも狙えるかも。
Aランク : 安心できる優良銘柄。長期投資での候補にできる。購入後のチェックは必要。
Bランク : 依然優良銘柄だが、気になるところもある。こまめにチェックして買い時と売り時を考える必要がある。
Cランク : 長期投資の対象としてはちょっと難しい銘柄。購入にはより詳細な調査と分析が必要。
Dランク : 長期投資の対象としてはかなり難しい。(優待が良ければ保有も可)

コメント

良いポイントとしては、業績がよく、各指標が右肩上がりで成長しているところです。財務状況も非常に良いです。

悪いポイントとしては、右肩上がりですがまだ純利益率とROEが少な目なところです。配当利回りもまだ少なめです。

株価の上昇が素晴らしくまた増配の傾向も良いので、インカムゲインとキャピタルゲインの両方狙えそうな銘柄です。

建設業界はオリンピック需要や都市開発などの追い風がありますが、うまく風に乗れている銘柄だと思います。コロナの影響が見えないのですが、この成長を続けることができれば魅力的な銘柄です。

リーマンショック時影響

過去の景気後退局面であるリーマンショック時にどうだったかを確認し、今後の景気後退局面での予想をします。

リーマンショック時は浅く長く影響を受けています。2008/3期に最高益を付けてから3年連続で減益をしています。その後成長を初めて現在の右肩上がりの好調な業績になっています。配当は2009/3期に半分になりましたが、その後は減配せずに据え置きの配当を出し続けています。その間の配当性向は30%以下だったので、あまり配当に無理をしない印象です。

参考:2011年3期の決算説明資料のデータシートより

まとめ

  • 業績と配当が右肩上がり。
  • 純利益率とROEは少し少なめ。
  • 配当利回りは少し少なめ。(2.66%)
  • 株価は上昇傾向にあるが割安。
  • リーマンショック時は浅く長く影響を受けたビジネスモデル。
注意

銘柄の評価と分析は独自のもので、ランクが高いから絶対儲けられると保障したものではありません。銘柄選定の参考程度にしていただき、実際の投資の際はご自身の判断と責任にてお願いします。

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ブログ「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた」 の三菱サラリーマンさんの本が出るそうです。長期投資家にはおすすめだと思います。

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