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ケー・エフ・シー【3420】銘柄評価。おすすめな高配当株か?

Aランク

※アイキャッチ画像はホームページの「ホーク・アンカーボルト」より

ケー・エフ・シー を評価してみました。

内需銘柄で業績は好調です。財務優良で割安な高配当株ですが、長期保有対象としてはどうでしょうか?

この記事では、

  • 直近の四季報の数値を独自の計算式に入れて5段階評価をしています。
  • 長期投資するメリットがあるかの視点での12項目を評価しています。
  • 12個の5段階評価を考慮し、最終的なランクをつけています。(Sランク~Dランク)
  • 最後に主観的なコメントもしています。

ケー・エフ・シー とは

国内における「あと施工アンカーボルト」のパイオニアとして業界を牽引している銘柄です。 NATMに不可欠なロックボルトや遮水シートなどトンネル資材に強みをもっていて、全国シェア60%超とトップシェアです。 道路、構造・建築物耐震補強や、安全施設工事、環境設備工事においても強みがあります。製品設計もしつつ、施工まで対応するというビジネスモデルです。

参考:2020年4Q決算説明資料より

ちなみに、ケンタッキーフライドチキンもKFCですが、こちらの銘柄は”日本KFCホールディングス 【9873】”になります。(銘柄を知った最初の段階で個人的に勘違いしてたので念のため。。。)


参考:ケー・エフ・シーのホームページ(外部リンク)

参考:ヤフーファイナンス(外部リンク)

12項目の評価


評価基準日 : 2020/6/9

株価 :  1,999 (基準日時点)

日経平均 :  23,091 (基準日時点)


1.時価総額

★☆☆☆☆

時価総額は144億円の企業で規模は小さめです。PBRは0.93倍で割安です。


2.自己資本比率

★★★★☆

最新四季報での自己資本比率は59.7%と比較的高めな数値です。一般的には50%以上でかなり優良と言われています。業種にもよりますが、30~40%が平均です。


3.当期純利益率

★★☆☆☆

2020年度決算での当期純利益率は7.3%です。利益率は7%前後で安定しています。

参考:SBI証券

4.増収傾向

★★★☆☆

売り上げの傾向は横ばいの傾向ですが、利益率はだんだん上がってきています。2021/3期の業績予想を出していますが、ここ最近での最高益の予定です。

参考:SBI証券

5.増配傾向

★★★★☆

右肩上がりに順調に増配してきています。業績連動型の配当の傾向があります。

参考:SBI証券

6.配当性向

★★★★☆

2020年決算時の配当性向は24.5%と少し少なめな水準です。 30%以下で安定して推移してきています。今後は配当性向30%まで引き上げる予定です。

参考:2020年4Q決算説明資料より

7.PER

★★★★★

評価時点でのPERは6.54倍でかなり割安です。PERは割安圏で推移しています。

参考:SBI証券

負債/純利益率

★★★★★

最新四季報での有利子負債は976百万円です。2020/3期の純利益は2,103百万円で、利益剰余金は13,540百万円なので負債量はまったく問題ないです。D/Eレシオは0.06倍です。


9.配当利回り

★★★★★

評価時点での配当利回りは3.5%です。高配当株です。


10.ROE & ROA

★★★★★

2020年度決算ではROEが14.0%、ROAが8.7%です。 2021年度決算予想ではROEが14.2%、ROAが9.1%です。 ROEは高い数値で安定しています。

参考:SBI証券

11.フリーキャッシュフロー

★★★★☆

2020年度決算では営業CF=951百万円、投資CF=103百万円 です。 わかりにくいフリーキャッシュフローです。全体的にはプラスの傾向があります。

参考:SBI証券

12.優待

☆☆☆☆☆

株主優待はありません。


総合評価

Aランク 

総合評価の説明(12項目の5段階評価から算出)
Sランク : 長期投資して安心して配当をもらい続けることができそうな超優良銘柄。長期ではキャピタルゲインも狙えるかも。
Aランク : 安心できる優良銘柄。長期投資での候補にできる。購入後のチェックは必要。
Bランク : 依然優良銘柄だが、気になるところもある。こまめにチェックして買い時と売り時を考える必要がある。
Cランク : 長期投資の対象としてはちょっと難しい銘柄。購入にはより詳細な調査と分析が必要。
Dランク : 長期投資の対象としてはかなり難しい。(優待が良ければ保有も可)

コメント

良いポイントとしては、財務優良で業績が好調なところです。割安な高配当株です。

悪いポイントとしては、規模が小さく、業績の変動が大きいところです。

コロナ影響の懸念もありますが、それ以上に需要拡大があったので2021年期も成長していく予想となっています。業績未定の企業が多い中では良い傾向です。”東京五輪以降に顕在化するインフラ補修・補強需要を、ニーズを捉えた付加価値の高い製品の開発で取り込む”ということで、成長性があります。

参考:2020年4Q決算説明資料より

リーマンショック時影響

過去の景気後退局面であるリーマンショック時にどうだったかを確認し、今後の景気後退局面での予想をします。

リーマンショック時の2009/3期は最高益を付けましたが、そこから3年連続減益となっています。景気後退期では緩やかに長く影響を受ける印象です。コロナの影響は少なそうですが、金融危機の場合は注意が必要そうです。配当は業績連動の傾向ですが、2013/3期の赤字決算でも配当は出していました。インカム狙いの長期投資家にはまあまあ安全かと思います。

米国のサブプライムローン問題に端を発した世界金融・経済危機の影響を受け、日本企業の設備 投資の減少や政府の公共事業削減政策もあり、建設業界においては低価格競争の激化による収益悪 化や倒産・廃業、技術者の高齢化含めての離職が相次ぎ、売上高における公共事業費の割合が高い 当社の収益も2009年を境に4期連続で減収減益となった。

参考:中期経営計画より
参考:中期経営計画より

まとめ

  • コロナ影響下でも業績好調。
  • 財務優良で、割安な高配当株。
  • リーマンショック時の影響は長く続いた。
  • トップシェアのセグメントがある。
  • インフラ補修という底堅い需要がある。
注意

銘柄の評価と分析は独自のもので、ランクが高いから絶対儲けられると保障したものではありません。銘柄選定の参考程度にしていただき、実際の投資の際はご自身の判断と責任にてお願いします。

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