セフテック【7464】銘柄評価　おすすめな高配当株か？

セフテック を評価してみました。

工事安全機材の販売・レンタルで業績の良い銘柄です。割安感のある高配当銘柄ですが、長期保有対象としてはどうでしょうか？

この記事では、

• 直近の四季報の数値を独自の計算式に入れて5段階評価をしています。
• 長期投資するメリットがあるかの視点での12項目を評価しています。
• 12個の5段階評価を考慮し、最終的なランクをつけています。（Sランク～Dランク）
• 最後に主観的なコメントもしています。

セフテック とは

東京を拠点に全国展開をしている工事安全機材の販売・レンタルなどの企業です。 高速道路の改修工事向けや災害復旧工事向けが順調です。 現場ニーズに応じた提案型営業を強化していて、様々な高付加価値商品を生み出しています。

相互通信やIoTを使った高規格商品の開発も行っていて、遠隔で表示の切り替えを行うことができるそうです。

参考：セフテックのホームページ（外部リンク）

参考：ヤフーファイナンス（外部リンク）

12項目の評価

評価基準日　：　2020/3/27

株価　：　7,450 （基準日時点）

日経平均　：　 19,389 （基準日時点）

時価総額は41.6億円の企業で規模はかなり小さいです。 東証JASDAQに上場しています。PBRは0.72倍でかなり割安です。

自己資本比率は45.4%で普通です。一般的には50％以上でかなり優良と言われています。業種にもよりますが、30～40％が平均です。

2019年度決算での当期純利益率は5.06%です。長期では3％前後で推移しています。

緩やかですが順調に右肩上がりで増収しています。

累進配当の傾向です。2020/3期は配当据え置き予想です。収益と連動して増配する傾向のようです。

2019年決算時の配当性向は24%とちょっと低めの数値です。

評価時点でのPERは6.05倍でかなり割安です。株価はあがっていますが、PERは割安で安定しています。

2019年決算時の有利子負債は3,250百万円です。2019年度決算の純利益が594百万円で、利益剰余金が4,562百万円で、ちょっと多めな借金です。D/Eレシオも0.63で危険ではないが多めという感じです。

評価時点での配当利回りは4.03%です。株価下落で高配当になっています。

2019年度決算ではROEが12.7%、ROAが5.4%。2020年度決算予想ではROEが11.4%、ROAは5.2%です。だんだん良くなってきています。中期経営計画ではROE 8％以上の達成を目標にしています。

2019年度決算では営業CF＝689百万円、投資CF＝-136百万円 です。平均してプラスの傾向のフリーキャッシュフローです。業績に対して投資をあまりしてないので内部留保がたくさんたまっているというのがわかるキャッシュフローです。

株主優待はありません。

総合評価

Cランク　

コメント

借金が多いのが少し気になりますが、業績の良い高配当銘柄です。成長をしていますが、長期で見ると業績に安定感が無いのが気になります。オリンピック需要や 自然復興需要 で引き続き業績が良さそうです。

東京を拠点に全国展開をしているのが強みかと思います。 また、高規格商品を開発・販売していることに今後の期待ができます。

PERとPBRをみるとかなり割安感があります。 しかし、株価7450円というのはなかなか手を出しにくい金額です。 SBIネオモバイル証券 などで一株単位で買っていくのが良いかと思います。

同じ業種なら株価750円のグリーンクロスもおすすめです。

グリーンクロス【7533】銘柄評価　おすすめな高配当株か？

工事安全機材の販売・レンタルに強みがある福証のマイナー銘柄です。オリンピック需要なども見込めそうですが、長期保有対象としてはどうでしょうか？

investor-butamaru.com

2020.03.28

まとめ

• 割安感があり、業績の良い高配当株。
• オリンピック需要と自然復興需要に期待できる銘柄。
• 東京拠点で全国展開しているのが強み。

Betmob|投資家ブログまとめメディア

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