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三井物産 【8031】銘柄評価。おすすめな高配当株か?

Dランク

三井物産 を評価してみました。

鉄鉱石、原油の生産に強みがあります。景気敏感性が高そうなセグメント構成ですが、長期保有対象としてはどうでしょうか?

この記事では、

  • 直近の四季報の数値を独自の計算式に入れて5段階評価をしています。
  • 長期投資するメリットがあるかの視点での12項目を評価しています。 総合商社銘柄に特化した評価方法になっています。
  • 12個の5段階評価を考慮し、最終的なランクをつけています。(Sランク~Dランク)
  • 最後に主観的なコメントもしています。

三井物産 とは

7大総合商社のひとつです。7つのセグメントで構成されていて、収益のほとんどを金属資源、エネルギー、機械・インフラで出していて、これらを中核分野として取り組んでいます。 鉄鉱石、原油の生産 に強みがあります。ユニークなところでは CoCo壱番屋 をインドに進出させるプロジェクトがあります。

参考:ホームページより

参考:三井物産のホームページ(外部リンク)

参考:ヤフーファイナンス(外部リンク)

12項目の評価


評価基準日 : 2020/4/15

株価 : 1,490 (基準日時点)

日経平均 :  19,521 (基準日時点)


1.PBR

★★★★☆

評価時点でのPBRは0.63倍です。評価時点での総合商社7銘柄の平均PBRは0.66倍です。


2.PER

★★★★☆

評価時点でのPERは5.76倍で割安です。評価時点での総合商社7銘柄の平均PERは5.65倍です。株価の成長感はあまりないですが、PERは割安になってきています。

参考:SBI証券

3.増益傾向

★★★☆☆

2016/3期に赤字を出しています。それを抜けば横ばいか若干の増益の傾向という感じです。ここ数年は増益傾向が良いです。2016/3期は金属資源・エネルギーの市況悪化による赤字で、創業以来初めての連結赤字です。(2009/3期の赤字は単独赤字です)

参考:SBI証券

4.増配傾向

★★☆☆☆

2年連続増配で、2020/3期は配当据え置きの予定です。配当の増加感があまりないです。

参考:SBI証券

5.当期純利益率

★★★★☆

2019年度決算での当期純利益率は5.9%です。ここ3年は利益率7%前後で、総合商社内でもかなり高いほうです。

参考:SBI証券

6.ROE

★★★★☆

2019年度決算ではROEが10.1%、2020年度決算予想ではROEが10.4%です。ROEは高い数値で安定しています。 中期経営計画ではROE10%以上を目指しています。

参考:SBI証券

7.配当性向

★★★★★

2019年決算時の配当性向は33%でちょうどいい水準です。長期でも30%前後で推移しています。


配当利回り

★★★★★

評価時点での配当利回りは5.27%です。超高配当株です。


9.負債/純利益率

☆☆☆☆☆

2019年決算時の有利子負債は4,943,003百万円で、純利益が414,215百万円です。負債が純利益の約12倍あり、かなり多いです。


10.D/Eレシオ

★★★☆☆

D/Eレシオは1.14倍です(四季報ベース)。 総合商社7銘柄の平均D/Eレシオはだいたい1.16倍なので平均的です。現金も入れたネットD/Eレシオでは0.92倍です。リーマンショック前にネットD/Eレシオは改善していて、長期で安定しています。

参考:IR資料より

11.流動比率

★★★★★

最新決算短信での流動比率は153%です。 総合商社7銘柄の平均は142%なので、相対的に多めです。


12.フリーキャッシュフロー

★☆☆☆☆

2019年度決算では営業CF=4,106億円、投資CF=-7,190億円 です。 2019年度決算 ではフリーキャッシュフローはマイナスです。割とマイナスの年が多めです。

参考:SBI証券

総合評価

Dランク 

総合評価の説明(12項目の5段階評価から算出)
Sランク : 長期投資して安心して配当をもらい続けることができそうな超優良銘柄。長期ではキャピタルゲインも狙えるかも。
Aランク : 安心できる優良銘柄。長期投資での候補にできる。購入後のチェックは必要。
Bランク : 依然優良銘柄だが、気になるところもある。こまめにチェックして買い時と売り時を考える必要がある。
Cランク : 長期投資の対象としてはちょっと難しい銘柄。購入にはより詳細な調査と分析が必要。
Dランク : 長期投資の対象としてはかなり難しい。(優待が良ければ保有も可)

コメント

良いポイントとしては、純利益率が高めなところと、長期で高配当を維持できているところです。

悪いポイントとしては、業績と配当に安定感が無いところと、借金が多めなところです。過去に何度か減配をしています。

平均的な評価結果でした。配当に安定感が無いところが気になりましたが、配当利回りがかなり高めの高配当株なので、長期保有では”あり”かもしれません。自己株買いもしていて、株主還元に積極的です。

リーマンショック時影響

過去の景気後退局面であるリーマンショック時にどうだったかを確認し、今後の景気後退局面での予想をします。

リーマンショック時は2009/3期に赤字を出していて、2年連続減配をしています。他には2016/3期に赤字を出していますが、配当据え置きでした。また、赤字ではないけど減配の年もあったりもして、傾向がわかりにくいです。全体的には業績に連動して配当を出す傾向かと思います。大減配や無配はありませんでした。セグメント的に景気敏感性が高そうな銘柄です。

2016/3期に赤字は”金属資源・エネルギーの市況悪化”が原因ということでしたが、結構影響を受けています。今年の石油価格暴落の影響を受けそうです。中期経営計画ではこの赤字の経験をもとに”収益基盤の徹底強化”を進めていると書いてありますが、次の決算結果に注目しています。

重要: 総合商社銘柄は高配当で魅力的ですが、現在は重要な転換点にいると思うので、次の決算をよくよく確認してから判断したほうが安全だと思います。

まとめ

  • 長期で高配当株になっている。
  • 純利益率が高め。
  • 過去の傾向から、景気後退期で減益すると減配する可能性は高い。
注意

銘柄の評価と分析は独自のもので、ランクが高いから絶対儲けられると保障したものではありません。銘柄選定の参考程度にしていただき、実際の投資の際はご自身の判断と責任にてお願いします。

7大総合商社を比較したまとめ記事はこちら↓↓↓

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