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オリックス【8591】銘柄評価 おすすめな高配当株か?2020年度版

Aランク

オリックス を評価してみました。

リース銘柄の本命のオリックスです。高配当と豪華な株主優待のために人気銘柄となっていますが長期保有対象としてはどうでしょうか?

この記事では、

  • 直近の四季報の数値を独自の計算式に入れて5段階評価をしています。
  • 長期投資するメリットがあるかの視点での12項目を評価しています。リース銘柄に特化した評価方法になっています。
  • 12個の5段階評価を考慮し、最終的なランクをつけています。(Sランク~Dランク)
  • 最後に主観的なコメントもしています。
こちらでリース銘柄の評価方法を紹介しています。

オリックス とは

リース事業からスタートし、現在は6つのセグメントがあります。他の総合リース銘柄と同じようなポートフォリオですが、海外とリテールのセグメントに強みがあります。 リースの割合は今や1割程度になっています。

リース銘柄は「その他金融業」というジャンルになりますが、その中で圧倒的にトップの時価総額です。

参考:2020年3Q決算説明資料より

参考:オリックスのホームページ(外部リンク)

参考:ヤフーファイナンス(外部リンク)

12項目の評価


評価基準日 : 2020/3/2

株価 : 1,749 (基準日時点)

日経平均 :  21,227 (基準日時点)


1.増収傾向

★★★☆☆

これまで業績はとてもよかったのですが、2019年決算から少し下がりだしています。売り上げが下がっても収益はそれほど下がっていないというのが重要で、それほど悪い傾向ではないです。国内金融サービスで苦戦をしていて減収となっています。

参考:SBI証券

2.増益傾向

★★★★☆

利益も順調に上がってきたところから横ばいに変わりました(上のチャート参照)。

2019年度決算での当期純利益率は13.29%で、リース銘柄の中では圧倒的に高い利益率です。これだけの稼ぐ力があると安心です。

参考:SBI証券

3.増配傾向

★★★★☆

2020年度決算では連続増配がストップしそうです。これまで9年連続の増配でしたが、累進配当の傾向に移行しそうです。

参考:2020年3Q 決算説明資料より

4.配当性向

★★★★★

2019年決算時の配当性向は30.1%です。リース銘柄の中では高めな数値ですが良い配当性向です。

中期経営計画では配当性向を30%としているので、これからは業績が上がらない限りは増配は見込めないという状況です。


5.PBR

★★★★★

PBRは0.76倍です。基本的にPBRの低いリース銘柄のなかでは普通な数値ですがかなり割安です。時価総額は23,949億円の企業です。


6.PER

★★★★☆

評価時点でのPERは7.41倍です。リース銘柄はPERは低い傾向がありますが、その中でも割安な数値です。


7.配当利回り

★★★★★

評価時点での配当利回りは4.34%です。超高配当です。


ROE

★★★★☆

2019年度決算ではROEが11.6%、ROAが2.7%。2020年度決算予想ではROEが10.1%、ROAは2.4%。今後ROEが下がっていく見込みがあるみたいですが、その対策も計画されています。ROE11%以上というのが目標です。

参考:2020年2Q決算説明資料より

9.有利子負債/営業資産残高(%)

★★★★★

2019年決算時の有利子負債は4,345,615百万円です。それに対し営業資産残高は10,432,686百万円あります。 比率でいうと42%で、リース銘柄の中で見るとかなり低い数値です。他のリース銘柄より圧倒的に借金の比率が低いので安心です。


10.D/Eレシオ

★★★★★

2019年度決算でのD/Eレシオは1.4倍です(四季報ベース)。D/Eレシオが圧倒的に高いリース銘柄の中ではかなり低いD/Eレシオです。現金も入れたネットD/Eレシオでは1.0倍なので、借金の面では心配なさそうです。

リーマンショック時の苦戦の経験から財務健全化を推進してきています。D/Eレシオは2008年時からかなり良くなっています。これが今後のリース銘柄の判断基準になってくるかもしれません。

参考:2020年2Q決算説明資料より

11.流動比率(%)→ FCF

★★★☆☆

貸借対照表が決算短信等に無いので流動比率は計算できませんでした。(決算方式がIFRSになった影響?)。代わりにフリーキャッシュフローで見ましたが、フリーキャッシュフローは普通です。2019年はマイナスのキャッシュフローですが、リース銘柄のキャッシュフローなので判断が難しいです。キャッシュの積み立ても良いので問題はないと思います。

参考:SBI証券

12.優待

★★★★☆

株主優待は1年に1回のカタログギフトと年2回の優待カードです。カタログギフトは3年以上の保有でグレードアップします。いくら相当という情報が出ていないので優待利回りを計算できないのですが、5000円相当くらい?という情報もあったり、すごい優待内容です。

参考:ホームページより

総合評価

Aランク 

総合評価の説明(12項目の5段階評価から算出)
Sランク : 長期投資して安心して配当をもらい続けることができそうな超優良銘柄。長期ではキャピタルゲインも狙えるかも。
Aランク : 安心できる優良銘柄。長期投資での候補にできる。購入後のチェックは必要。
Bランク : 依然優良銘柄だが、気になるところもある。こまめにチェックして買い時と売り時を考える必要がある。
Cランク : 長期投資の対象としてはちょっと難しい銘柄。購入にはより詳細な調査と分析が必要。
Dランク : 長期投資の対象としてはかなり難しい。(優待が良ければ保有も可)

コメント

いくつかリース銘柄を評価していますが、オリックスはやはり本命のリース銘柄です。高配当株と優待内容が魅力で、高い人気も納得です。もはやリース銘柄とは言えず、他のリース銘柄から頭二つほど抜けたすごさがあります。リース銘柄の悪いことろを克服して、他のリース銘柄をリードしています。

割安で、稼ぐ力もあり、財務健全性も良のでおすすめです。

気になるポイントとしては、2020年から業績が少し悪くなるのが予想されているところです。国内の金融系の苦戦があり、業績が回復するまで少し時間がかかるかもしれません。また、配当性向が頭打ちになったので、これまでのように配当性向を上げて増配というわけにもいかず、増益がないと増配ができずに配当据え置きになる可能性が高いです。

もし配当据え置きになったとしても現時点で高い配当利回りがあるのとすごい株主優待があるため、長期保有におすすめな銘柄です。

まとめ

  • 高配当・高優待・割安・稼ぐ力がある・財務健全性がよい、というのが良いポイント。
  • 今後の見通しで業績が弱いところと、配当性向が頭打ちというのが悪いポイント。
  • トータルで見ると長期保有にはおすすめな銘柄。

参考に過去の評価履歴

ブログを始めたころの評価内容です。リース銘柄に特化させた評価方法を確立する前なので評価内容が違いますが、それでも割と良い評価です。2019年11月時点での評価内容です。

注意

銘柄の評価と分析は独自のもので、ランクが高いから絶対儲けられると保障したものではありません。銘柄選定の参考程度にしていただき、実際の投資の際はご自身の判断と責任にてお願いします。

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