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丹青社【9743】銘柄評価 おすすめな高配当株か?

Aランク

丹青社 を評価してみました。

ここ5年くらいの業績がとても良い銘柄です。増配傾向も強いですが長期投資対象としてはどうでしょうか?

この記事では、

  • 直近の四季報の数値を独自の計算式に入れて5段階評価をしています。
  • 長期投資するメリットがあるかの視点での12項目を評価しています。
  • 12個の5段階評価を考慮し、最終的なランクをつけています。(Sランク~Dランク)
  • 最後に主観的なコメントもしています。
こちらで高配当株を長期保有するメリットを紹介しています。

高配当株を長期保有するメリットは?

丹青社 とは

空間ディスプレーの企画・設計の大手です。 空間ディスプレーとは簡単にいうとデザイン性の高いインテリアのソリューションです。「コト消費」ということで、イベント需要にたいしての強みを持っています。インバウンド、オリンピック、IRなどがイベントごとのキーワードになってきます。

参考:ホームページより。空庭温泉のインテリア事例

参考:丹青社のホームページ(外部リンク)

参考:ヤフーファイナンス(外部リンク)

12項目の評価


評価基準日 : 2020/2/14

株価 : 1,206 (基準日時点)

日経平均 :  23,680 (基準日時点)


1.時価総額

★★☆☆☆

時価総額は580億円の企業で規模はかなり小さいです。PBRは2.12倍です。


2.自己資本比率

★★★★☆

自己資本比率は57.4%です。高めです。


3.当期純利益率

★☆☆☆☆

2019年度決算での当期純利益率は5.1%です。利益率は低めで推移しています。


4.増収傾向

★★★★★

7期連続増収中で来年も増収予定です。横ばいだったのがだんだん増収傾向になってきています。

参考:SBI証券

5.増配傾向

★★★★★

7期連続増配中で、2020年度決算でも増配する予定です。

参考:2020年3Q決算説明資料より

6.配当性向

★★★★☆

2019年決算時の配当性向は43.4%です。2019年から始まる中期経営計画では配当性向50%以上となっているので、今後も増配を期待ができますが、ちょっと一株利益(EPS)が安定していない感じもあります。まだ配当性向は低めなのでそこまで心配ではありませんが。


7.PER

★★★★☆

評価時点でのPERは13.47倍で若干割安です。PERの振れ幅は広いですが、だんだん割安になってきています。

参考:SBI証券

負債/純利益率

★★★★★

2019年決算時の有利子負債は227百万円です。直近の当期純利益(4,206百万円)や利益剰余金(19,284百万円)を考えるとまったく問題ありません。ほぼ無借金経営です。


9.配当利回り

★★★★☆

評価時点での配当利回りは3.32%高配当株です。


10.ROE & ROA

★★★★★

2019年度決算ではROEが16%、ROAが9.5%。2020年度決算予想ではROEが15.7%、ROAは9.0%です。稼ぐ力は結構あります。


11.フリーキャッシュフロー

★★★★★

2019年度決算では営業CF=4,811百万円、投資CF=118百万円です。フリーキャッシュフローはとても良いです。ちょっと安定感はないですが、プラスをキープしていて、キャッシュの積み立てもよいです。

参考:SBI証券

12.優待

☆☆☆☆☆

株主優待はありません。


総合評価

Aランク 

総合評価の説明(12項目の5段階評価から算出)
Sランク : 長期投資して安心して配当をもらい続けることができそうな超優良銘柄。長期ではキャピタルゲインも狙えるかも。
Aランク : 安心できる優良銘柄。長期投資での候補にできる。購入後のチェックは必要。
Bランク : 依然優良銘柄だが、気になるところもある。こまめにチェックして買い時と売り時を考える必要がある。
Cランク : 長期投資の対象としてはちょっと難しい銘柄。購入にはより詳細な調査と分析が必要。
Dランク : 長期投資の対象としてはかなり難しい。(優待が良ければ保有も可)

コメント

財務優良な高配当株です。ここ5年くらいの業績がとても良いです。オリンピック需要などもあり、来年も増益になりそうです。

景気に若干敏感なビジネスモデルなのかと思います。東京オリンピックにより、「コト消費」がかなり伸びそうです。インバウンド向けの需要もありますが、こちらはコロナウイルスの影響で来期はちょっと伸び悩むかもしれません。景気が悪くなるとイベントごとが少なくなる傾向がありそうでこれが懸念点です。

リーマンショック時は3年連続で赤字を出していました。若干景気敏感株なので、次の経済危機等でも業績悪化しそうですが、これまでに規模拡大と安定利益体質を作っているので、前回ほど悪くはならなそうな個人的予想です。オリンピック需要で来期は絶対増益になるので、様子見しながら保有もありかと思います。

参考:2019年4Q決算資料より

まとめ

  • 財務優良な高配当株。
  • 増収・増益・増配と順調な業績。
  • オリンピック需要で次期も好調な予想。オリンピック後は様子になりそうなので、長期保有のメリットは不確定。
注意

銘柄の評価と分析は独自のもので、ランクが高いから絶対儲けられると保障したものではありません。銘柄選定の参考程度にしていただき、実際の投資の際はご自身の判断と責任にてお願いします。

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