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杉本商事【9932】銘柄評価 おすすめな高配当株か?

Aランク

杉本商事を評価してみました。

マイナー商社株ですが高配当な企業です。長期投資対象としてはどうでしょうか。

よく7大総合商社などというくくりで商社株をいうことがあります。杉本商事はそこからはずれるマイナー商社株ですが、財務優良で高配当です。

商社株は「万年割安株」と呼ばれ、PERは10倍前後の傾向がありお買い得ですが、PERの低い銘柄はよくよくファンダメンタルを理解して投資したいところです。

この記事では、

  • 直近の四季報の数値を独自の計算式に入れて5段階評価をしています。
  • 長期投資するメリットがあるかの視点での12項目を評価しています。
  • 12個の5段階評価を考慮し、最終的なランクをつけています。(Sランク~Dランク)
  • 最後に主観的なコメントもしています。
こちらで高配当株を長期保有するメリットを紹介しています。

高配当株を長期保有するメリットは?

杉本商事とは

測定機器や機械工具を扱っている商社です。総合商社のように圧倒的な品ぞろえで戦うのではなく、この2つの分野に絞って扱っているようです。これらは工業に欠かせないもので常にニーズがあります。

日本全国を対象に営業をしているようですが、海外展開はしていないようです。国内の営業所を徐々に増やしていて、販路を拡大しています。

参考:杉本商事のホームページ(外部リンク)

参考:ヤフーファイナンス(外部リンク)

12項目の評価


評価基準日 : 2019/08/23

株価 : 1,910(基準日時点)

日経平均 : 20,710(基準日時点)


1.時価総額

★☆☆☆☆

時価総額は239億円で規模は小さいです。日本国内のみの展開です。


2.自己資本比率

★★★★★

自己資本比率は84%でとても高いです。安心です。


3.純利益率

★☆☆☆☆

2019年度決算では5%です。全業界で見るとちょっと低めですが商社株としては平均的です。


4.増収傾向

★★★★★

ずっと安定して増収しています。2020年予想と2021年予想でも上げています。


5.増配傾向

★★★★★

ずっと増配してきています。2020年予想と2021年予想でも上げています。


6.配当性向

★★★★★

配当性向は2019年決算で34%です。配当性向は30%前後で安定しています。


7.PER

★★★★★

評価時点でのPERは8.89倍でお買い得です。商社株が全体として割安ですが、そこからすると平均的な数値です。


負債/純利益率

★★★★★

有利子負債がありません。安心です。


9.配当利回り

★★★★★

評価時点での配当利回りは4.19%で超高配当です。大手商社株からすると少し平均より低いですが、それでも全体的にはとても高い配当利回りです。


10.ROE & ROA

★★☆☆☆

2019年度決算ではROEが7.3%、ROAが6.0%。2020年度決算予想ではROEが7.4%、ROAは6.2%。大手商社の水準は10%前後なので低めです。


11.フリーキャッシュフロー

★★★★★

2019年度決算では営業CF=2,036百万円、投資CF=-224百万円。キャッシュフローはとてもいいです。


12.優待

★★★☆☆

優待はあります。100株で1000円の図書カードですが、優待利回りでいうと0.5%ほどです。大手商社に優待がないためうれしいです。


総合評価 

Aランク

総合評価の説明(12項目の5段階評価から算出)
Sランク : 長期投資して安心して配当をもらい続けることができそうな超優良銘柄。長期ではキャピタルゲインも狙えるかも。
Aランク : 安心できる優良銘柄。長期投資での候補にできる。購入後の定期的なチェックは必要。
Bランク : 依然優良銘柄だが、気になるところもある。こまめにチェックして買い時と売り時を考える必要がある。
Cランク : 長期投資の対象としてはちょっと難しい銘柄。購入にはより詳細な調査と分析が必要。
Dランク : 長期投資の対象としてはかなり難しい。(優待が良ければ保有も可)

コメント

高配当で財務優良な企業です。長期投資しても安全で魅力的な銘柄だと思います。

各種項目を評価していく際に比較対象として大手商社の水準とも比較してきました。商社株というくくりでは同じような傾向がありますが、少し特色が違うのかなというところもあります。大手商社は時価総額が高くROEも高いのですが、自己資本比率が低かったり負債が多かったりします。杉本商事の魅力は、規模は小さいながらも増収・増配を続けていて、負債がなくキャッシュフローが良いところです。

銘柄評価をしたのが2019年8月で、この記事を書いているのは2019年11月ですが、その間で米中貿易摩擦の影響で業績予想の下方修正を出しています。収益13%減、経常利益22%減ですが、この影響は一時的なものであると願っています。工業系の商品を扱っている以上仕方がないことですが、米中貿易摩擦の収束によってはまた回復してくると思います。配当を維持しようとすると配当性向が上がりますが、もともと配当性向が低いので配当を維持できる体力はあると思います。つまり、減配のリスクは少ないのではないかという見方です。

そもそもPERが低いので買い時が判断しにくいところですが、米中貿易摩擦の状況を見ながら買っていくのがいいかと思います。

注意

銘柄の評価と分析は独自のもので、ランクが高いから絶対儲けられると保障したものではありません。銘柄選定の参考程度にしていただき、実際の投資の際はご自身の判断と責任にてお願いします。

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