このブログでは財務優良な高配当株を評価して、長期保有対象としてはどうかを見ています。さまざまな投資手法があるなかで「個人投資家の95%が負ける」と言われいているのが投資の世界です。その中で私は高配当株を長期で保有することをオススメしています。ここでは高配当株を長期保有するメリットについて説明したいと思います。
高配当株とは
- 配当利回りが高い銘柄(目安としては3%以上から)
- キャピタルゲインではなく、長期保有によるインカムゲインが期待できる銘柄です。
- 悪材料により株価が下がっていることにより、計算上の配当利回りが吊り上っている銘柄も隠れています。
高配当株というだけでその配当利回りの数値(%)だけを見てすぐに購入するのは危険です。その時点では高配当でも、よくよく中身を見ておかないと減配をしたり、株価が下落するリスクがある銘柄が隠れています。その場合、長期保有で見たときにトータルで損していることがあるので注意が必要です。
ファンダメンタル分析の重要性
その対策として、高配当株の購入前には銘柄の財務状況を理解しておく必要があります。それがファンダメンタル分析です。財務優良で、かつ、今後も配当を増やしたり収入を増やしていくといったしっかりとしたビジョンがある場合は購入の判断ができると思います。しっかりとファンダメンタルを分析するためにはかなりの知識がいるかと思いますが、長期投資対象として見る項目に絞って重点的に評価しているのが当ブログです。
高配当株を長期保有する魅力
高配当株はいわゆるインカムゲインで、キャピタルゲインより計画を立てやすいです。キャピタルゲインは売り時を考えて株価をこまめにチェックしていないといけませんが、高配当株は基本は持ちっぱなしで配当が来るのを楽しみに待つスタイルになると思います。キャピタルゲイン狙いの銘柄は今後どのくらい上がるかが明確に見えていないのに対して、高配当株は%で目安が出ているので初心者にもとてもわかりやすいです。
また、高配当株は毎年のキャッシュフローを生んでくれるので、”不労所得を得ている”という実感が得やすくオススメです。長期保有することでどんどん資産が増えていく実感があります。地味だが着実に資産を増やすことができるのが高配当株です。
あとはファンダメンタル分析をして良い銘柄選びができるかどうかだけです。ファンダメンタルが良いとキャピタルゲインも上がる可能性があり、ダブルでおいしいです。
インデックスファンドと比較すると?
これまでの説明で優良な高配当株を長期保有することのメリットは感じてもらえたと思います。他にも王道で初心者が勝ちやすい方法として”インデックスファンド投資”というものがあります。こちらとも比較してみたいと思います。
インデックスファンドとは全銘柄を分散投資したものがセットになっているものです。初心者はこれさえ買っておけば良いと言われていますが、基本的にインカムゲインはあまり無く、ゆっくりとキャピタルゲインで増やしていくファンドになります。感覚的には積立をしている感じです。これは好みの問題で、インデックスファンドでも全然良いと思います。まったく手間もかからないので素晴らしいと思います。
ただ、インデックスファンドはその性質上、良い銘柄も悪い銘柄も中くらいの銘柄も含んでいます。よって、年間のリターンはそこまで高くありません。また、隠れたコストとして、信託報酬などの手数料が入っていたりしてわかりにくいものもあります。
インデックスファンドと比較したときに高配当投資をするメリットは3つあります。
①しっかりとしたキャッシュフローがある
②株主優待がある銘柄も選べる
③経済に詳しくなる
③の経済に詳しくなるというのもポイントで、知識がなくインデックスファンドのみで積立をしていると、経済危機の時の判断を間違えてしまって損をしてしまう可能性があります。
まとめ
- 高配当株は地雷もあるのでファンダメンタル分析が必要
- 地味だが着実に資産を増やせるので初心者におすすめ
- 不労所得の実感を得やすい(毎年のキャッシュフローがある)
- インデックスファンドよりは難易度は高い
- 株主優待のある高配当株はダブルでおいしい
当ブログでは長期保有対象の高配当株を独自のファンダメンタル分析で評価しています。
オススメな高配当株を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
銘柄の評価と分析は独自のもので、ランクが高いから絶対儲けられると保障したものではありません。銘柄選定の参考程度にしていただき、実際の投資の際はご自身の判断と責任にてお願いします。